昨日(2009年6月23日)、病院で採血と診察をしていただき、本当なら今日から抗がん剤(TS-1)の8クール目が始まるはずだった。6クール目で大きく体調を崩し、7クール目は何とか指圧で乗り切り、8クール目はどういうテーマでやろうかな・・・・なんて楽しみに(?)していたのであるが、なんと、腫瘍マーカーの値が上昇し、画像から見ても腫瘍が大きくなり始めているので、「もうTS-1は効かなくなってきているみたいですね。次の薬を始めましょう」との診断!
次の薬は「ジェムザール」という点滴で入れる薬。次の薬・・・というとなんだか次々薬があるような感じだが、実は保険で投与してもらえる膵臓がんの薬って「TS-1」と「ジェムザール」しかないんだから、つまり「最後の薬」・・・
私に効くかどうかどうかもわからないし、どんな副作用が出るかもその人によるらしく、なんだか正直「死」がぐーんと近づいてきた感じ。
最初は入院して様子を見ながら点滴してくださるらしく、来週ベッドが空き次第、入院→投与となるみたい。
はああああ、この状況で「機嫌よく楽しく暮らす」ってどうしたらできるんだろう。
別に機嫌が悪くなっている訳ではないが、あんまり楽しくないかも。心にものすごいストレスがかかっているのが、自分でもわかる。
娘にこの話をしたら、涙をぽろぽろ流し始めたので、ほんとに申し訳なくて。
どうやったら強い心を持って、この状況に対処できるんだろう。
どう対処するかは、自分で見つけるしかない。今まで生きて経験してきた全てのことを思い出して、どうにか対応していくしかない、自分なりの方法で。
梅雨時にことさら暗い話題でごめんなさい。
句でも読んでごまかします(笑)
「感謝込め 残った薬に さようなら」(高価なTS-1がちょっとあまってしまったけど、誰にもあげられないし)
「久しぶり 入院準備の でかバッグ」
「祈り込め そっと撫でゆく 膵のツボ」
望さ~ん。
お久しぶりです。
うちの母、初めの治療で『ジェムザール』の点滴治療を行いましたよ。
放射線と併用で。
側で支える私も、治療が始まるまで、
怖くて不安で、毎日泣いてました(>_<)
最初は1ヶ月半ほど入院してって聞いてました。
しかし、副作用がほとんどなく、
(多少だるさとつわりのような酔い加減があったようですが)
2週間で退院して、通院に変わりました。
先日、1ヵ月半の集中的な治療が終わり、
CTと血液検査としましたが、
なんと腫瘍が半分(2センチほど)に縮小し、
腫瘍マーカーも3分の1まで減りました。
副作用も効果のほうも、個人差がありますが、
前向きに、でもツライ時は吐き出しながら、
挑んでくださいっ★
うちの母も、現在も元気に体験中ですよ~っ(^u^)
望さ~ん、お久しぶりです、私も。
ほんとうに辛い日々をお過ごしで、なんとお声をかけてよいのやら、とまどいながらもブログを拝見しています。
へたな気休めと思われるかもしれませんが、義母の話を聞いてください。夫の母で、同居してます。毎日やかましいくらい元気です。30代で 喉頭がんから始まって 全身12か所くらい病名がつきました。2年間寝たきりになって、2度お葬式の準備をしたそうです。いろいろな療法をやって、切り取ったのは卵巣と子宮くらいです。義母曰く「がんは治らない」、でもつきあっていける。そうこうして今75歳です。
喉から食道・気道とがんに冒されて苦しくてたまらないときには「息さえできればどんなにいいか」と思ったそうです。息ができたら次には「立ち上がることができたら」と思ったそうです。望さんへ
「あきらめず、でも欲張らず、いつも少しだけ前を向いて、あとは天にお任せしてください」
観音様でもおてんとさまでも 生死を越えたところですべてを包み込んでくださるから、安心して、安心して、前を向いていてください。誰のせいでもないのだから。
ごめんね。へんな言い方しかできなくて。毎日お祈りしています。望さんの心の平穏がありますように。
>くみこ。さん
ジェムザール、お母様にはがっつり効果があったんですね!
よかったよかった♪
今までTS-1で何とかしのげていたので、ジェムザールを、と先生に言われた時はとても動揺したのですが、考えてみれば、違う薬を使えば良い方に転ぶ可能性だってあるんですもんね。
なんか元気が出てきました。
>ひーみさん
お祈り、ありがとう。
私はいまだ特定の宗教は持てていないのだけれど、確かに何か大きなものが包み込んでくれる感じがします。
義理のお母様のように、大変な思いをしながらも一日一日生き抜いて75歳・・・なんかますます力が湧いてきました!
コメントはしていませんでしたが、ちゃんと全部拝見しています。
いつも前向きで、ぼーっとしている私に喝をいれてくれています。
どうやったら力になれるかなと思いながら何もできずにいます。ごめんね。
「ジェムザール」きっと効くと信じています。
副作用が少しでも少なく、機嫌よく楽しく望さんが過ごせるようにお祈りしています。
きっと読んでいてくれるみんながパワーを送ってくれますよ。
ブログの更新楽しみにしているからね。
いつもとっても前向きに頑張っている望さんに、さらに『ガンバレ!!』と励ましていいのか…揺れてました。
でも、くみこさん&ひーみさんを読んだら揺れも吹っ飛び、ジェムザールに期待し望さんの生命力を信じて応援しようと思いました。
ずっと強い心でい続けることは難しいから、まず弱ったところを修復しなきゃね。職場の心理士から、喋る・愚痴る・泣く・笑う・歌う…など、アウトすることが大切と言われたことがありますよ。
ずっと祈ってるからね!!
くみこさんとひーみさんのコメントを読んで、私まで心強く思いました。がんって付き合っていける病気だったんだね。そういえば、友人のお父様も、どこか知らないけど、がんをもう、20年以上患ってはいるのだけど、けれどもそう心配しないでいい状態、みたいな事聞いたよ。ジェムザールが効いて、うれしい結果になることを祈ってるね。
>みどりさん
「前向き」になれない時もあるけど、みんなの励ましで元気になれます。
超私信になっちゃうけど(笑)、教えてもらった整体の先生に電話しようと思っていた矢先に、腫瘍が大きくなっている、入院かもと言われてしまい、少し様子を見ようと思っています。でも落ち着いたら受けてみたい気持ちはあるので・・・せっかく紹介してくれたのにごめんね。
>アイさん
お祈りありがとう♪
アウトするって大事だよね。実は私は泣くのが苦手なの(なかなか泣けない)
離婚のゴタゴタの時に一生分泣いちゃったみたいで(笑)
でも泣けるっていいことなんだよね。「泣きの訓練」しなくちゃ(フランダースの犬でも見ようかな)
>さなえさん
そうそう、私の場合「がん」を切って取り去ることはできない訳だから、何とかしてつきあっていかないといけないんだよね。
「つきあう」なんて、まるでボーイフレンドだね♪
時にはけんかしたり(抗がん剤の投与)、(痛み止めで)なだめたり・・・ほんとに彼氏みたいな感じだね。
昨日、パンキャンジャパンの事務局長の講演を聴きました。それまでは、入院治療だったものが、ジェムザールが使えるようになって、通院でよくなったそうです。5月のアメリカでの学会でも、ジェムザールの効き目をあげる、さらなる研究を行っているとの発表があったそうです。ジェムザール いい薬らしいよ♪
膵臓の病気は見つけにくいのですが、人間ドックで検査を受けるとき”膵臓は大丈夫ですか”と一言付け加えると、エコーなどで念入りに調べていただけるので、わずかな予兆を見つけやすいということでした。
全く新しい薬が開発されるのには、時間がかかるけれど、今ある薬をどう効果的に使うか、については、日々進歩しているとの、力強いお言葉をいただきましたよ。
久しぶり!読んだよ。
また会おうね。
縁を、つながり時をもらおうね。
>お名前がないけど、心強い言葉をくださった方へ
ジェムザール、よい薬なんですね♪
今ある薬をどう上手に使っていくか・・・そうですよね、今あるものを活かさなくっちゃね!
ちなみに、ベッドが空かないのか病院から連絡無いので、まだ点滴してもらえません。がん放置中です(笑)
>bucchiさんへ
お久しぶりです♪うんうん、最近「ご縁」という言葉がなんだか胸に沁みます。あんまり更新できないけど、よかったら時々覗いてみてね。
ごめんね~、名前の入力わすれちゃった!
パンキャン聴いてきたのは私です。
あまだったんだ♪
そういえばパンキャンの講演があるって前に言ってたね。
今日から入院します。強い心でいられるよう、遠隔お祈りお願いします。