私は病人である。そしてその彼氏(というようなわくわくしたものではないが、まあ私がお付き合いしている人)も、2008年の6月に心筋梗塞でまさに臨死体験をした、正真正銘の病人である。(心臓周りの血管にステントという金属の管を5個入れてます。ちなみに私は胆管に1個だけなので負けてます)
そんな病人二人が、思い出作りのため伊豆に一泊旅行に出かけた。まず最初にしたことは、お互いの保険証と薬がどこにはいっているか、あとニトロ(心臓発作の際舌下する薬)の確認←重要 私は「尊厳死協会」の会員証までいばって見せる。
一泊二日の旅行中、二人の間で何十回「(体調)大丈夫?」という言葉が飛び交ったことであろうか。なにせ病人二人なので「ただ温泉にはいってのんびりしよう」という企画だったのに、伊豆は観光地だけに興味深いものが多く、往路ではワイナリー、帰路ではいちご狩り、つるし雛祭り、蝋人形館(これは行かなくてもよかったかも・・・怖かった)、道の駅での足湯、テディベアミュージアムとひっかかるだけひっかかって、結局フル観光に。
一食一食、何を食べるかで大騒ぎ。宿は食べられる物だけを選択できる、朝夕バイキングのところにしたのでよかったが、それ以外の食事は大変。彼はカロリーと塩分の制限があるし、あと油物を食べると私と同じで調子悪くなるみたい。私はその油物に加えて、もう肉とかはあんまり受け付けないし。
最後に寄った海老名のサービスエリアでは、何だかぴんとくるものがなく、「あんまり食欲ないね」といいながらおにぎりをかじる我々。食欲がなくても、二人とも「夕食後薬」を飲まなくてはいけないので、何か食べないといけないのだ(悲)
天気は悪かったけど、気温が思いのほか高く、ニトロ舌下にはいたらず一安心(寒いとやばい時があるそうです)
別れ際の言葉は「一日でも長く生きて、また旅行に行こうね。思い出作ろうね(涙)」
健康な人たちから見たらまさに珍道中だったと思うが、二人は一生懸命(笑)
無事に生還できました♪
病人カップル
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広報担当のmichikoから、仲間を介してこのブログを教えてもらいました。
久しぶり!覚えていてくださるかどうかちょっと心配しています。
“まめ”じゃないので、カキコも滞りがちになるかもしれないけど、また来るね。
ゆっくりするはずの旅行も疲れるよね。でも、お疲れが出ないように。それこそ、ゆっくりしてください。
またね。
サリー、みどりです。。。と言っても同期100人の中に「みどり」が5人もいたからピンとこないかもしれないけど、ね。私も広報部長にブログを教えてもらいました。「自分で頑張れ頑張れといっている」というのと「もっと早く・・・という考えもあるかもしれないけど一生懸命仕事をしていた・・・」というのが胸に響きました。いまだにアナログで、チャットにもマイミクにも疎いのでなかなかお返事できないかもしれませんが、これからも読ませてもらうね。読んでるからね。
>ぶっちさま
もちろん覚えていますよ~。懐かしいなあ。
パワフルにいろいろ活動している姿が目に浮かびます。たいしたことも書いてないブログですけど、時々覗いてもらえると嬉しいです♪
カキコは出来るときだけで♪
>みどりさま
私の思っている「みどりさん」でいいのかしら? はずれてたりして(笑)。
100人のうち5人も「みどりさん」がいたなんて、考えてみるとすごいよね。東京オリンピックやら新幹線開通やらいろいろあった年の生まれだけど、なぜ「みどりさん」がこんなに!?
読んでもらえて嬉しいです。今後もよろしくお願いします。
あ、出世した。部長になってる。
私も一緒に思い出のケアさせてもらってます。ありがとね♪
>michikoさま
広報いつもありがとう。「部長」どころか、広報担当重役だよ。
思い出のケア・・・よい思い出も、あまり思い出したくないこともびっくりするほど心の中から出てきて、びっくりしちゃうよね。こんなに心の奥底にいろんな宝物があったんだな・・・って。
こんばんは、みどりです。
100ぶんの5の2人目です。(桂子ちゃんと一緒にいた。わかるかなぁ?)
ぶっちからメールをもらいこのブログを読んでいます。
いいお嬢さんがいてうらやましい。
御二人の前向きな姿勢に元気をもらいました。
今週の土曜日にニンカン・ネット通信の発送作業があります。
必ず送りますから楽しみにしていてください。
新しい思い出ケアになればいいな。
また読みにきます。
まだ言って大丈夫だよね、「がんばれ!」
二人目のみどりさん、いらっしゃいませ♪(たぶん、私の想像で合っていると思うのですが)
そうそう、私、ニンカンでは行方不明になっていたようで「通信」とかは受け取れていなくて・・・だからとっても楽しみです。
発送、よろしくお願いします。