昨日（２００９年７月２８日）、診察に行き、抗がん剤（ジェムザール）の２クール目の最初の１本を点滴してもらってきた。
点滴の前に必ず採血するのだが、今回は腫瘍マーカーが上がってしまっていた。（泣）
先生がそれを教えてくださった途端、私が急に「どよーん」としてしまったのが伝わったのだろう、必死に「マーカーにばかりとらわれず、肝臓や胃がちゃんと機能しているか、貧血や栄養の状態はどうかっていうことをちゃんと見て、元気に生活できるようにしていくってことが大切なんですよ」と説明してくださる先生・・・ううう、ありがとうございます。
主治医の先生はまだお若く、たぶん２０代後半か３０代前半と思われる。容貌は限りなく「ムーディ勝山」（みなさん、覚えてますか？）に似ている。
とても話しやすく優しい先生で、私などずうずうしいことこの上ないから、薬が処方されても「胃が動きすぎて気持ち悪くなるから飲むのやめました」「これ飲んでも全く効かないから飲んでません」とか勝手し放題なのだが（もちろん必要と思われる薬はちゃんと飲んでますよ・ぶっちぎるのは主に消化剤系）、いつも主張をきちんと受け入れてくださる。
それに、常に「旅行今度どこ行きますか？」「お出かけいっぱいしてますか？」と励ましてくださる。入院中でさえ、検査も治療もない日だったりすると「今日は外出とかどんどん行ってくださいね」と、私が引きこもらないよう暗くならないよう、いつも気を遣ってくださっているのがわかる。
何かで読んだのだが、膵臓がんにかかった人の半分以上が最終的にはうつ病になってしまうとか・・・先生が腫瘍や身体の状態だけでなく、メンタルな部分でも支えようとしてくださるのがわかるから、私もうつ病にならないよう、自分を楽しませようと心がけることができる。
先生はまだお若く、雑誌ランキングに出るような「名医」ではないかも知れないけれど、私にとってはまぎれもなく素晴らしい先生だ。抗がん剤あまり効いてないみたいだけど（！）、先生を信じてやっていこうと思う。
先生、彼女いるのかな～♪♪♪
私の先生
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先生がいい人なのもさることながら、望さんの会話って面白いから、先生もお話しするの楽しいんじゃないかな。どんなときも人と人のコミュニケーションが一番力をくれそうだね。
気持ちのやさしい先生ですね。いろんな先生がいるもの。変な先生たくさんみてきたよ。この先生でよかったね。
今日は私事ですが。。。誕生日なんです。お祝いにお寿司と焼き鳥買ってきてしまった。居酒屋みたいです～（笑）
望さんのブログをよむといつも、食べてみたい・読んでみたい・行ってみたい・会ってみたい…という気持ちに私もなります♪
『上行寺のご住職さま』温かいですね。久しぶりに鎌倉を訪れたくなりました。
『主治医の先生』検査結果が一番の問題じゃなくて、その人らしさが失われてしまうことのないように配慮されてるのですね！
そして、望さんは無意識かもしれませんが、主治医の先生を含め周囲の人を育てている気がします(*^_^*)
うう～～ん、彼女いるのかな？先生。とってもやさしいポジティブな信頼できる先生なんだね。上行寺の、４４歳、良識ある大人として甘いもの１つだけいただいた、、、というくだりを読んで、いや、２つはいける、、、なんて思ってしまった私。今度私も行きたいな、あ、お菓子目当てではなくって、、、楽しい事続けるうちに、きっとマーカーも下がるかも！！
＞みどり＠東京さん
ほんと、人と人とのコミュニケーションからもらうパワーが一番すごいなって思います。
みどりとのコミュニケーションからも、いっぱい力をもらっているよ♪
＞バニバニさん
遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます！
よく年を取るから誕生日が嬉しくないという話も聞くけど、今の私にとっては誕生日を迎えられるってすごく素晴らしいことに思えます。だってそれだけ生きたってことだもんね。
お体大切に、充実した一年になるようお祈りしています。
＞アイさん
鎌倉、ぜひ行ってみてください！（鎌倉の回し者）
「巡礼」だと普段なら見過ごしてしまうような小さいお寺も探しながら歩くので、思いがけない出会いがあることを知りました。
昨日京葉線がとまったみたいだけど、大丈夫だったかなあと心配していました（アイは京葉線じゃなかったかな？）
＞さなえさん
お菓子はとにかくいっぱいあったので、２つ食べても全然OKだったと思うんだけどね、ほら、もう４４歳の大人だから♪
検査結果のことでちょっと落ち込んだけど、今はもう自分の力ではどうにもならないんだから・・・と開き直っています。
マーカーの心配は先生にまかせて（？）、やりたいこと・楽しいことを見つけて免疫力を上げるのが今の私の仕事だと思うようにしています。