外食

最後の昼餐

 今日(2009年12月14日)は抗がん剤(カンプト+シスプラチン)を点滴していただく日。
隔週月曜日の13時からで、今日で3回目の投与になる。
抗がん剤の前後に「デカドロン」という吐き気止めを入れてもらっているので、幸いものすごい吐き気からは逃れられているが、過去2回の経験からいくと、やはり薬の後3,4日はなんとなく気持ちが悪く、あまり食欲はわかない感じ。
どうしても「ウィ○ー・イン・ゼリー」とか果物中心の食生活になってしまう。
なので抗がん剤投与の前に食べる昼食が、まともに食べられる「最後の昼餐」。
何を食べてから病院に行こうかな、と前日の夜から考えている。
消化器が弱っているので、どっちみちそんなにがっつりしたご馳走は食べられないのであるが(悲)、少しでもおいしく暖かいものを・・・と病院周りにあるお店を思い浮かべながら、わくわくと考えている。
「一球入魂」ならぬ「一食入魂」である。
食事もそうだが、投与後はやっぱりだるく家事もはかどらないことがわかっているので、洗濯等やれることはだいたい済ませておく。
買い物もあまりできなくなるので、必要になりそうなものをネットスーパーで揃えたり。
寝ていても楽しく過ごせるよう、DVDとか本を仕込んだり。(もっとも本当に調子が悪い時は見られないけど)
カレンダーに赤い字で書いた「抗がん剤」の日を中心に、私の暮らしが組み立てられていく。
抗がん剤のことを常に考えそれに合わせて暮らしていくのは大変だけれど、そのうち抗がん剤が効かなくなり、打ってもらえなくなる日が来るだろう。
今は打ってもらえるだけ幸せなのだ。
今日も5時間幸せをたっぷりかみしめながら(笑)、リクライニングチェア上の人となってきます。
「脱毛と戦いながら ゆず湯かな」
「人生で最後の冬至 ゆず香る」 望 (サポートグループのメンバーの方にゆずをいただきました♪)

 

POSTED COMMENT

  1. バニバニ より:

    今日の治療はどうだったでしょう?
    あまり吐き気がでないといいけれど…
    鍋焼きうどんなんてどうでしょう。
    私は大抵の場合、これで乗り切ったんだけどね。

  2. より:

    鍋焼きうどんいいですね! これは食べられそう。
    私は今、白いご飯よりおもちの方が食べやすくて、お雑煮をよく食べています。
    ・・・って今朝は起きられたけど、さすがに食欲はあまりない感じ。でも熱は出てないし大丈夫そう。
    いつも心配ありがとうございます♪

  3. しょうこ より:

    4年前に子宮頸癌の治療をしました。抗がん剤と放射線です。お陰様で完治出来ました。自然療法も併用しました。完全な玄米菜食。枇杷葉温灸,大根葉の腰湯等しました。5㎝有ったがんが5回目の放射で小さくなり始め医師も驚いていました。大丈夫、絶対なおりますよ。東城百合子さんの自然療法の本、自然食品店で買うことができると思います。諦めないでがんばってください。

  4. 匿名 より:

    >しょうこさん
    完治されたとのこと、本当にいろいろ努力なさったのだと思います。頭が下がります。
    私は腸閉塞を起こしやすい消化器ガンなので、玄米菜食等はできないのですけれど、コメントいただいたこと感謝しています。戻ってきた命、思いっきり楽しんでくださいね。
    これからも応援よろしくお願いします。

  5. より:

    上のコメントに名前を入れ忘れてしまいました。ごめんなさい!

  6. しょうこ より:

    玄米粥という手もありです。基本幸せな気持ちになれる食べ物をよーくかんで食べれば良いのです。よーく噛めば免疫力アップです。私春日井で暮らしています。とても他人に思えないです。
    成城にあなたと健康社があります。ここは病気治しというよりは生き方治しという感じですが、行ってみて損はないですよ。無理にでもというつもりは無いけれど、現代医学からはみでてしまった人が沢山元気な普通な生活を楽しんでいます。どんな感じと思ったらのぞいてみるのもありですよ。

  7. より:

    >しょうこさん
    「幸せになれる食べ物をよくかんで食べる」・・・いい言葉だなあって思いました。
    食べることは、正直今の私にとっては苦しみです。生きるためだけに食べています。幸せになれる食べ物さがしてみますね。

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