今日(2009年11月6日)は、午後からCTを撮りに病院に行く予定である(現在午前9時)
腫瘍マーカーがどかーんと悪くなってから初のCTなので、正直とってもいやな気分である。
結果を聞くのが今日ではなく、来週の火曜日(11月10日)であるということが、せめてもの救いかな。
今日撮って、今日結果を聞くんだったら、今頃海外逃亡してるかも。
相変わらず強い心は育っておらず、へたれのままである。
自分の身体の中身を知る。
自分の内部で何が起こっているのかを、ほぼ正確に知ることのできる時代に生きている。
ただ知ることはできるが、それを必ず治せる時代にはまだなっていない。
治せないのなら知りたくない・・・というのは、わがままだろうか。
病名も余命も告知されていることを、きちんと準備をして死ねるからありがたいと日頃は感謝しているはずなのに、もし何も知らなければ、ただちょっと体調が悪いなあと思うだけで今でも夢や希望を持って日々を過ごしていたかも知れないなあと思う時がある。
まあ知ってしまっているのだから仕方ない。
そしてこれからも、やっぱり何が起こっていても知りたいし、全て知らせてほしいというのが本音。
私にとって必要なのは、知ることから逃げることではなく、知ってもそれを受けとめることのできる強い心を育てることだ。
ハードディスクレコーダーにたまりにたまった「チャングム」をせっせと見て、強い心の養成に日々努めている(笑)
(「デスパレートな妻たち」を優先して「チャングム」をためてしまった。チャングム、ごめんね~)
今チャングムが医女見習いになったくらいのところを見ているのだが、当時はCTとかなかったから、身体の色とか、脈とかを頼りに身体の内部で何が起こっているかを必死に知ろうとしているんだよね。(その外側のサインだけでチャングムは見事に皇后様の状態を当てる)
昔の人は、どんなに身体の中身を知りたかったことだろう。そう考えると一般市民の私が普通にCTを撮ってもらえるとは、やっぱりありがたい時代に生まれたのだろう。
チャングムの姿をしっかりと脳裏に焼きつけ、病院に行って来ようと思う。
「瀕死でも 化粧はけばい 皇后様 (字あまり)」 望
検査お疲れ様でした。
CTのおかげで助かることがたくさんあるけど、知りたくないこともあるとおもうの。
先生が把握していて、適切な処置をしてくれればそれでいいのに・・・なんて私はおもうけど、現代的な考えではないのかもしれませんね。
今日、レンタルDVDで映画版「sex and the city」が届きました。
おもしろいといいけど。
病状を知る権利と、知らずにいる権利があると思うんだけど、どちらかを選ぶのってとっても難しいよね。
私は「知る」方に決めたので、責任とって(?)しっかり受けとめたいと思います。
もし「SATC」の映画が気に入ったら、我が家にサントラのCDとテレビシリーズのDVDボックスがあるのでお貸ししますよ♪
一時かなりはまっていました!写真集もあるよ。