「西の魔女が死んだ」というDVDを見ていたら、主人公の少女がおばあさんに「人は死んだらどうなっちゃうの?」と質問している場面があった。
おばあさんはこう答える。「魂が古くなった身体から抜け出して、自由になるってことなんだよ」と。(少し言葉は違っているかも知れないけど・・・すみません)
魂と身体が結びついて、一人の人間ができている・・・という考え方。
病気になる前の自分だったら、魂と身体が結びついているという考え方にはあまり共感できなかったかも知れない。
魂・・・というと大げさになってしまうけれど、自分の意思と身体は私にとって一つの物で、つまり大変幸せなことに、多少は疲れたり傷ついたりしながらも、おおむね自分の思うとおりに身体も動いていてくれていたということなのだ。
ところが今の私は、身体って魂の入れ物なんだ・・・ということを日々実感している。
私の性格や考え方、好きなものや嫌いなもの等、基本的な魂の部分は病気になる前とあまり変わっていないのに、入れ物である身体がどんどん古くなり、傷んでいくのをありありと感じる。
入れ物の崩壊を少しでも遅らせるために、壊れ具合を調べてもらい、薬や注射でひびをくっつけてもらう日々。
私の魂の入れ物はあとどれぐらい修復し続けることができるのかな?
正直、かなり水漏れしています(笑)
魂の入れ物
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