「余命1ヶ月の花嫁」と一緒にいただいた本。(くださった人は、私にはショックな本かもしれないけど、がんばって欲しいから「あえて」持ってきた・・・と言ってました)
著者の横山友美佳さんは、全日本にもはいれそうなくらい将来を嘱望されていたバレーボールの選手だったのだが、18歳でがん(横紋筋肉腫)を発病、21歳で永眠された。
若いだけに、「なぜ自分が!?」という無念さがひしひしと伝わってきたし、元々の性格なのか、病気を通じて成長したのかわからないが、非常に意志が強く前向きな人だけに、読んでいてつらくなってしまった。がんばって、がんばって・・・それでも病気には勝てなかった。
「がんばる」という言葉って重い。うつ病の人に「がんばって」と言ってはいけないと言うが、友美佳さんは誰かに「がんばって」と言われた時、どう思ったのだろう。「これ以上どうがんばるの!?」ってキレたくなったのだろうか。それとも「がんばって」という言葉に励まされたのだろうか。
恥ずかしいが、私は一人でいてしんどくて動けない時などに、小さい声で「がんばれがんばれ」と自分を励ましていることがある。私はまだ誰かに「がんばって」って言って欲しい。
そしてこの先、「がんばって」と言われるのが本当につらくなった時は、それをきちんと伝えようと思う。
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昔、入院したときに、わかーい看護師さんに、頑張りましょうと
言われたとき嬉しかったな、一人じゃないかんじで、
それぞれ頑張るところは、ちがうかもしれないけど
がんばりましょう!!こうやって書いているとなんだか
すこし元気わきました。ありがとう
こちらこそコメントありがとう(笑)
「がんばってね」も嬉しいけど、「がんばりましょう」の方が、確かに一人じゃない感じがして嬉しいかも♪
昨日読んだ本に、「次々起こる問題に、自分のやり方で一つ一つ対処していくのが生きるっていうこと」という文章があって、まあ私の場合は病気が一番の問題だけれど、誰だって生きていれば何かしら起こるし、それに丁寧に向き合っていくのが、がんばるって
ことなのかな・・・と思ったりしました。