いよいよ本当の 余命半年らしいので(2009年10月21日の記事を見て下さい)、「エンディングノート」というのを書いておこうと思った。
ほら、本屋さんで売っているでしょ?
不動産の名義や預貯金のありかや、言い残しておきたいことなんかをまとめて書くノートである。
その存在は知っていたものの、こういうのはお金持ちの人が書くものだから関係ないや、と思っていたのだが、お金のことだけではなくいろいろまとめておいた方が家族の助けになるようなので、やっぱり書こうと思い立ったのだ。
購入しても1000円くらいのものなので買えばいいのであるが、ネットで見ていたらなんと「無料ダウンロード」できるサイトがあるではないか!
無料ダウンロード♪
私の「生涯、好きな言葉ランキング」にはいっているこの言葉♪
早速、ありがたくダウンロードさせていただいた。
この先老後の生活費の心配がある訳でもなく、かかる医療費のめども大体ついて、金銭的にはやや自由になったにもかかわらず、別居期間も含めると約9年シングルマザーとして生活してきたこの身にしみついた貧乏性は、どうやっても直らないようである。
人生の最期を書き残すノートくらい買えばいいのに>自分、という感じである。
今度の抗がん剤ではついに本格的に髪も抜けるようなので、医療用かつらのサイトを見たりもしているのだが、短い期間しか使わないのに高いのを買ってももったいないなあと、思わず「レンタルコース」の資料請求!(なんとレンタルできるのだ)
棺に入れてもらう時のドレス(いわゆる死装束)のサイトも覗いてみたが、すぐに燃やしてしまうものなのに10万って・・・いくら最期だからって私の金銭感覚では無理かも。
もちろんこういうものにきちんとお金をかけたいという価値観もあるだろう。
人生の総まとめをする時になって、その人がどういう価値観で生きてきたのかが如実に現れるのだろう。
生きるって、つまりは時間とエネルギーとお金をどう使うかということだもんね。
いよいよの時が来てエンディングノートを娘に渡す時、このブログの存在を初めて明かし、最後の記事(ブログの終了)をアップしてもらうつもり。
時々自分が登場する過去記事を読んで、娘はどんな顔をするんだろう。
怒るのか、苦笑するのか・・・
その顔を私は見ることはできないが、なんだかとっても楽しみである。
21日のプログ見てびっくりして、なんて言葉をかけたものかと思っていたら、もうはや22日に更新してあるんだもの!すごい、望さん。
誰でも必ず肉体は衰えていくことになっているのだけれども、精神の疲労・摩耗ということでいえば がん患者さんほど大変なものはないでしょう。
それを直視して真正面から闘っている望さん、ほんとうに尊い・・・。
このブログを見ている人は皆、望さんの応援団だから、ほんとうに強い望さんを知っているから、だからどうぞ 弱音を吐いていいんだよ。皆それぞれ受け止めてくれるよ。どんなときにもひとりじゃないよ、どんなときにも!!
ブログを見て衝撃を受けました。。
会社(笑)で朝のお茶一杯を飲みながら見ていて、
涙があふれてきました。。
そして、どうしても母と望さんがかぶるので
自分は望さんの娘さんの立場に立って、
ブログを読んでいました。
医者によって見解が違うし、治療方針も違うので、
他にどこか病院はないかなーとか、
うちの母がすい臓ガン発覚してから実行してる事を今からでもやるだけやってみるのはどうかなーとか、
いろいろと脳裏をめぐりました(>_<)
>ひーみさん
応援ありがとう♪
たぶんこれからのブログ記事は、超弱音爆発!になると思うよ(笑)
まだまだ強い心が育っていないからね・・・
ひーみちゃんを始め、皆さんがしっかり受けとめてくれることを信じて書いていくからね。
御覚悟を!!
>くみこさん
そうかあ、くみこさんは「娘」の立場ですもんね。
もしかして、本人より端で支えている家族の方がつらいんじゃないのかな、と思います。
死ぬ準備だのなんだの言ってても、本人はいざとなったら家族に丸投げすればよいと思っているものだし(笑・私だけか)
だから家族の思いがどんな感じなのか、遠慮なく教えてくださいね。