昨日(2009年8月3日)は、アートをやっている短大時代の友人が、家に遊びに来てくれた。
彼女が出演した「ちい散歩」のビデオを持ってきてくれたのだ。
ところが、考えてみれば我が家にはもうビデオを見る機械がなかった・・・実家で見るからね。楽しみ♪
そして、いろんなことをおしゃべり。
実は彼女は、数週間前に地元のお友達をくも膜下出血で亡くすというつらい体験をしていた。
亡くなる10分前まで普通に会話をしていたのに、本当に突然亡くなってしまったのだそうだ。
そんなことから、彼女のお友達のように、自分の死について悩んだり考え込んだりすることなく旅立つのと、私のようにある程度長い期間、死を見つめて生きなければいけない状況とでは、どちらがいいのかな、という話に。
常に頭のどこかに「がん」とか「余命」とか「死」という言葉が居座っている毎日というのも、なかなかしんどいものだ。
どんなに「チャングムの誓い」に夢中になっていても、「鉄子の旅」(私が最近はまっている鉄道オタの漫画)を読みふけっていても、やっぱり頭と心のどこかに、どよどよ~んと存在しているこいつら。
病気になる前は、私にとって旅行に行くことや本屋さんをぶらぶらすることは純粋な楽しみだった。
でも今は、旅行は「思い出作り」だし、本屋に入ればやっぱりがんや生死に関する本を手に取ってしまう。
いろんな準備をする時間が与えられたことを「神様からのプレゼント」と感じ感謝している気持ちに嘘はないけれど、そのプレゼントが逃げないよう、常に手のひらに気を配り囲い込んでいるこの月日は、なんとしんどいことだろう。
そしてそのプレゼントは期限付き。そんなに遠くない将来、また神様にお納めしなくてはいけない訳だけれど、その「納期」はいったいいつなんだろう?
今の私は、ちょっと「納期」を知りたいモード。
今一番しんどいのが将来の計画が全くたてられないことなので、納期がわかればそれに合わせて時間やお金や体力の使い方を考えればいいんだもんね。
でも本当に納期がわかった時、人はそれでも強い心で前向きに生きられるのだろうか。
少なくとも、機嫌は悪くなっちゃうような気がする。
そんなことを話しながら、生まれて初めての「カンボジア料理」を食べました。
予想と違って全然辛くないっていうか、ココナッツミルクがいっぱい使われているので甘かった!
おいしかったよ~
<明日8月5日から両親とちょっと旅行(思い出作り・笑)をして、そのまま9日まで実家に滞在します。>
「納期」を知りたい?
リンク
リンク
スポンサーリンク
私にも「納期」があるけど、ほんと、いつなのかはわからない。
身体も、いたわったほうがいいのか、多少無理してでも、やりたいことをやっておいた方がいいのか、悩むよね。
で、私からのお願い、「やりたいことはやってみてね、でも、無理はしないでね」無理をしなくて済むようにお手伝いしますよ~。
春日井に帰省中に、やりたいことや、会いたい人とかいたらなんなりと言ってくださいね♪
みんなからまたまたいろんな元気をもらって、横浜に帰ってきました。
おいしいパンとマンゴーありがとう。いつもわりにテンション低い母が「このパン屋さんすごくおいしいんだよ(時々買いに行くらしい)」と興奮していました!
だれにでも「納期」はあるんだよね。わかってはいるけど間単に受け入れられないです。
自分の「納期」がわかるとしたら聞きたいような、でも聞くのは怖い・・・やっぱり知りたくないな。
「納期」がわからないからこそ、人は生きていけるのかも知れませんね。
今日は終戦記念日ですけど、納期が決められちゃった特攻隊員の人とかどんな気持ちだったんだろうとふと思いました。